トップページ >> 工事部(ワイヤーソーイング工事) >> 耐震スリット工事
大きな地震が発生した際に、RC(鉄筋コンクリート)造の建築物の柱や梁などがせん断したり、さらには構造物全体が破壊しないように、建築物のコンクリート壁をウォールソーで切断して隙間を作り、その隙間に耐震スリット材を埋設する耐震工事です。このスリットとスリット材が地震の際には緩衝材として働き、構造物がせん断したり倒壊したりするのを防止します。
マシンベース固定用の3/8”アンカーを打設穴埋めが出来るように深く打設します。
ウォールソーマシンを設置。幅30mm間隔で2枚刃(φ700程度)をセットします。
安全カバーを設置します。(上図では省略しています。)
外部・内部共にビニールシート・テープ・受け皿等で切削水飛散防止の養生を行います。
注水しながら切断します。
上下両端部にコアドリルにてφ30を穿孔します。
チェーンソーのベースを設置します。
チェーンソーにて上下端部約10cmほどを切断します。
切断ガラを取り出します。
機械・養生剤を撤去、清掃して完了します。(シール施工は別途です。)